路傍講演

西成大教会前で路傍講演させて頂きました。
(画像は神名流しです)
以下、路傍講演でお話しさせて頂いた内容です。
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みなさま、こんにちは。この場をお借りして一言お話をさせて頂きたいと思います。
 
私たちは毎日生きています。昨日が過ぎて、今日があって、明日が来ます。これは当たり前のことでしょうか?
 
当たり前の生活ができなくなった時、普通の暮らしがどれだけありがたいかを感じることができるのではないでしょうか。
 
私たちは天然自然の中で、生かさせて頂いているのです。自分一人で生きていける人は誰一人としていません。自然と調和しながら、人と関わりながら生きているのです。
 
同じ生きるのなら、よろこんで生きていきたいものです。腹を立てたり、怒ってしまった一日はどれほどもったいないことでしょうか。過ぎた一日はもう戻ってきません。大切に大切に過ごしたいものです。
 
よろこぶ心はからだを元気にしてくれます。くよくよしている自分がいたら、そこから抜け出してみませんか!
 
よろこぶ心になるのにはどうしたらよいのか。
 
天理教の教えでは、日常様々なことに感謝をしています。朝、目が覚めること、ご飯をおいしく頂けること、呼吸をしていることにさえ、「ありがとう」と感謝をしています。そして夜は今日一日を無事に過ごせたことに感謝をしています。
 
人は生きていく中で楽しい事だけではありません。つらいことも多くあるでしょう。つらいとき、悲しい時によろこべる人は果たしてどれだけいるでしょうか?むしろつらいとき、悲しい時こそよろこぶ心を持つことができたら、どんなことでも前向きに思えるようになるのではないでしょうか。ふさぎこんでいただけでは何の解決にもなりません。
 
つらい、悲しい時によろこぶなんて、そんな事はできないと思われる方も多いとおもいますが、その時こそ生きている事を実感して頂きたいのです。生きているからこそ、つらい、悲しい経験もできるのです。これらの経験は決して無駄にはなりません。つらい、悲しいことを乗り越えた自分は一回りも二回りも大きく成長して、また楽しい人生につながるのではないでしょうか。そこであきらめてしまっては前に進むことはできないのです。どんなにつらい、悲しい時でもそこから抜け出す道は必ずあります。ふさぎこんでいてはその道は見つかりません。手探りでもいいから前に進もうとすればきっと未来が見えてきます。その為にどんな些細なことからでもかまわないので、よろこぶ心をもって頂きたいのです。
 
天理教ではこの人間の体は神様からお借りしているとお教え頂いております。借りたものは大事に使うのは貸していた頂いた方への礼儀だと思います。またお借りしている以上は何らかの御礼をさせて頂かなければなりません。神様は人間どうしが仲良く暮らすのを望まれています。つまり、神様への御礼はお互いが仲睦まじく暮らしていくことになります。仲睦まじく暮らしていく為には「ありがとう」という言葉は欠かせません。
 
このお話をお聞きになりましたら、家族、友人、仕事関係の方などに、「いつもありがとう」と言ってみてはいかがでしょうか。最初は少し照れくさいとは思いますが、言っているうちになれてきてくるものです。いつも夫婦げんかをしている、友達と仲良くできない、仕事がうまくいかないと悩まれている方。「ありがとう」の一言は、それらのすべての事を解決できる魔法のような言葉です。たった一言、その一言でいいのです。その一言が自分も相手も元気に明るくなり、楽しい日々を送ることができるようになるでしょう。
 
よろこぶ心はからだを元気にしてくれます。
 
お話を聞いて頂き誠にありがとうございました。

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